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札幌出身・在住。1997年に神奈川県に住み始め、ベイスターズを応援したのが最初の贔屓。2004年からファイターズの応援を兼ねている・・・けど難しい(笑 正体は鉄道旅行好き。 Homepage "Rainbow's Square" カテゴリ
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本当は試合のない月曜日に描く予定でしたが、気分を変えて描いてみることにしました。
神奈川に住んでいたとき、甲子園大会神奈川県予選に通いました。200校以上が参加しながら、甲子園への枠はわずか1校です。各地ともそうなのでしょうが、特に神奈川には歴代優勝校がひしめき、レベルの高い試合が繰り広げられます。それだけに、見ている方としては非常に面白かったですし、わずかながら力の及ばなかった選手たちの涙が積み重ねられ、横浜スタジアムの決勝戦で代表校が決まる瞬間は、万感の思いとも言うのでしょうか、心に突き刺さるものがあります。 最も通ったのが2001年です。例年にない酷暑で、凍らせた2リットルのペットボトルと、濡らして凍らせたタオル、乾いたタオルをそれぞれ数枚持ち、観戦に臨んだのを思い出します。決勝戦は横浜高校と桐光学園の戦いとなり、横浜スタジアムは空席が見当たらない満員の観衆を飲み込んだのでした。 試合は、1回表に横浜が3点を先制しましたが、その裏に桐光が2本の3ランホームランで逆転し、いきなり横浜のエースが降板する荒れた展開で幕を開けます。2回表に横浜が3点を取って同点に追いつくも、その裏桐光がソロホームランで勝ち越しました。 しかし、桐光はその後チャンスを作れず、同点に追いつかれると8回と9回にそれぞれ得点を許し、横浜高校が甲子園へ進んだのでした。高校野球にしては非常に長い2時間39分の試合でしたが、満員の観衆はこの勝負に酔いしれたでしょう。 さて、そんな横浜高校を、というわけではないのですが、一度は甲子園の開会式を観に行きたいという希望はありまして、急に思い立って8月6日の深夜、品川駅のホームにいました。待った電車は、岐阜県にある大垣行きの臨時夜行普通列車です。寝つきが異常に悪いので、結局は眠れませんでした。 日付は7日に変わり、名古屋で下車し、近鉄特急に乗って大阪を目指しました。大阪では大阪環状線の全駅を訪問し、またもや急な思いつきで大阪ドームへ行きました。大阪ドームと言えば、現在は合併で消滅してしまった大阪近鉄バファローズでして、たまたま試合が組まれていたので、当日券で入りました。奇しくも、相手はファイターズでした。(戦評・経過は最後に描きます) 試合は22時近くまでかかり、この日は難波のカプセルホテルを予約していましたが、場所が全く見当もつかず、漫画喫茶で夜を明かすことにしました。無断キャンセルでも料金がかからなかったのが不幸中の幸いでしたが、漫画喫茶でもまともに眠ることができませんでした。 翌8日の早朝、始発電車で難波から梅田へ出て、阪神電車で甲子園へ向かいました。まだ7時になっていないにも関わらず大勢のお客さんがおり、しかも売り子さんが多数いたことに驚きました。名物のかち割り氷とペットボトル、弁当を買い、開会式までの3時間あまりを過ごし、ようやくそのときが来ました。 普段テレビで見ていると、いろんなお偉い方々がスピーチをしますが、非常に長く感じてしまいます。校長先生の話ほどではないにしろ、そのような感覚があったのですが、現地では全くありませんでしたし、入場してくる代表校の姿を最後まで見続けていました。 「やっぱり、観るのはナマに限る」 というのは本当なんだな、とこのとき思いました。しかし、2日連続でまともに寝ていないことが災いし、第1試合が終わったところで体の具合がどうにもならなくなってしまいました。頭もおかしくなってしまい(笑)、一刻も早く帰って寝たいという気持ちが先走り、阪神電車に乗って三宮駅から地下鉄に乗り換えて新神戸駅に行き、新幹線で帰路に就き、まだ微妙に明るい空の下、無事に帰ってからは寝込んでしまいました。 そんなわけで、ある意味不本意ではありましたが、貴重な甲子園観戦を体験することができました。是非もう一度開会式を、とも思いますし、プロの試合を、とも思いました。タイガースの人気が凄いことになっていますし、ノコノコと内野席に座ったら落ち着いて観戦できるかどうかという不安はありますが、もう一度行ってみたいものです。 2001.8.7 F-B17回戦 @大阪ドーム 観衆:15,000人 時間:3時間57分 F 002 100 000∥3∥11安打 B 012 002 21×∥8∥9安打 F:正田(2.0)-サンダース(3.0)-高橋憲(0.0)-芝草(0.2)-厚沢(1.1)-加藤(1) B:バーグマン(4)-三沢(3)-岡本(1)-大塚(1) ※ スターティングメンバー <ファイターズ> <バファローズ> 1.(一)小笠原 1.(中)大村 2.(遊)奈良原 2.(ニ)水口 3.(三)片岡 3.(左)ローズ 4.(指)田中幸 4.(三)中村 5.(中)井出 5.(一)吉岡 6.(左)島田 6.(指)鷹野 7.(ニ)金子 7.(右)磯部 8.(捕)實松 8.(遊)ギルバート 9.(右)森本 9.(捕)的山 3回表、ファイターズは先頭の森本選手、小笠原選手の連打に奈良原選手の犠打から片岡選手のタイムリーで逆転するも、正田投手はその裏、ローズ選手の2ランホームランで逆転され、さらに二者連続フォアボールで降板。4回表に小笠原選手が同点タイムリーを打って試合を振り出しに戻すが、5回から登板した三沢投手から田中幸雄選手の2塁打1本以外出塁できず、6回に大村選手のホームラン、7回に水口選手の2ランなどで勝ち越され、最後は岡本投手、大塚投手の黄金リレーで逃げ切られた。 ちなみに、この試合で中村紀洋選手が高い飛球を打ち上げると、大阪ドームの天井に乗っかって落ちてこなくなるハプニングがあった。
by ats-n
| 2005-06-10 23:25
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