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![]() 札幌出身・在住。1997年に神奈川県に住み始め、ベイスターズを応援したのが最初の贔屓。2004年からファイターズの応援を兼ねている・・・けど難しい(笑 正体は鉄道旅行好き。 Homepage "Rainbow's Square" カテゴリ
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6月の成績は、9勝12敗1引き分けでした。並べてみると、きれいに並んでしまっていますよね。悪夢の11連敗(6月で見れば9連敗)に始まり、勢いを取り戻して6連勝、しかしホークスに3連敗しましたが、ライオンズに3連勝しました。
札幌ドームでは8試合が行われ、気が付いたら私は皆勤賞でした。その8試合の成績は、6勝1敗1引き分けと、非常に分が良いです。しかも、現在札幌ドームで6連勝中です。したがって、アウェーでは3勝11敗と大きく負け越しており、せめて5分で行ってくれれば、今の借金生活はなかったことでしょう。 先月も書きましたが、負けてしまった次の試合が今後も大事になって来るでしょう。連敗しないことを合言葉に、札幌ドームでの強さを維持できれば、何とかなるのでは、と思っています。 ※ 札幌ドームの通算成績:19勝14敗2引き分け(観戦試合:17勝11敗1引き分け) 【閑話休題】 さて、昨日までライオンズとの3連戦を観戦してきました。最初の2戦はクッションを持って行ったのですが、昨日は急遽行ったため、用意していませんでした。そのせいもあり、今朝から腰と臀部の筋肉痛に悩まされています。 クッションと言いますと、5月28日にスワローズと試合をした円山球場を思い出します。連日通っていた時期があり、その当時も似たような痛みとの格闘でした。3試合行われるとすれば、朝9時に試合が始まり(球場入りは8時半前後)、終わるのは大体16時から17時くらいになります。試合中はほとんど体を動かすことがないので、苦痛この上ありません(なら行くなよ、というツッコミは無しで^^;)。 ![]() その苦痛を少しでも和らげるため、球場では貸し座布団があります。先日行われたファイターズの試合の時には、普段赤い座布団のはずが青い新しいらしいものに変わっており、料金も200円だったのが300円に上がっていました。しかし、返却すると100円が戻ってきます。 この貸し座布団は、正面入口を上がるとあります。毎回お世話になっており、ひどい時は2枚重ねて使うこともしばしばです。臀部の筋肉痛と座布団は、円山球場の風物詩である、と勝手に決めることにします。今月は、何度かそのお世話になりそうです。 ▲
by ats-n
| 2005-06-30 13:36
| Fighters(試合評)
見事にライオンズに3タテを食らわせ、3連敗の分をきっちり取り戻しました。大盛り上がりのダルビッシュ投手の勝利、打線爆発の勝利の次に待っていたのは、冷や冷やさせられる完封勝ちでした。
まず、先発のトーマス投手について。球数のことを考えず、びしびし投げ込んでもらえればそれで良い、という考えで見ていましたが、1回はフォアボール2個、打者5人に対して34球を要しました。変化球が決まらず、ストライクゾーンの球をことごとくファウルとされ、結局与えてしまったという感のフォアボールでしたが、球威は以前より増しており(最高147km/h)、2回はヒットを1本許しますが、アウトを全て三振で取りました。徐々に変化球、インコースのストレートが決まりだし、さあこれからと言うところで、3回にフォアボール、ヒット、フォアボールで無死満塁、打者カブレラ選手を迎えるという大ピンチを作って降板してしまいました。 打者12人に対して71球かかり、懸念されたコントロールの悪さが出てしまいました。しかし、ストレートの球威は非常に頼もしく、まだ若いことから素材として考えると1年後、2年後には活躍の可能性が高いピッチャーであるように感じました。ベイスターズに、育成目的で入団しながら7勝を挙げたセドリック投手がいますが、彼のようにいきなり花開くのは難しいとしても、じっくりコントロールを磨けば、今日の投球を非難したファンを見返す日は必ず来るでしょう。長い目でトーマス投手を見て欲しいと思った今日の登板でした。 さて、大ピンチを迎えたファイターズでしたが、2番手の立石投手がカブレラ選手を三振、後続も打ち取って無失点に抑えると、5回までをパーフェクト、6回に2安打を打たれますが0点に抑え、見事に勝ち投手となりました。本当に素晴らしい投球でした。7回は吉崎投手がのらりくらりと3人で抑え、8回は建山投手がまだ本来のキレではないでしょうが、力を込めて3人で切ると、9回は横山投手が登板し、ここまで余りにもさくさく進みすぎたせいか、余計な時間調整をしてしまったのか、2死から満塁のピンチを作りますが、0点に抑えて冷や冷やドキドキの勝ちをおさめました。 ライオンズの河原投手は、2回までトーマス投手の制球難が乗り移ったのか3個のフォアボールに、稲葉選手のタイムリーの際に守備のミスが出て2点を失いますが、その後は何としても連敗を止める、これ以上の失点は許さないとの気迫で、浮き上がってくる独特のストレートを中心に組み立て、5回まで11人連続斬りを見せました。 ファイターズにとっては嫌な流れでしたが、立石投手が踏ん張っていた方に野球の神様は味方し、6回裏に小田選手のラッキーな2ベース、そしてセギノール選手に2ランホームランが出て突き放し、そのまま試合が終わりました。結局、スタメン落ちした新庄選手が最後まで出なかったのは寂しかったですが、最後にボールを投げ入れ、元気そうな顔は見せてくれました。 ところで、試合が終わって帰ってみると、郵便受けにはファイターズからの郵便が届いていました。中身は、以前応募した2004年のベストゲームピンバッジ2個でした。1個は札幌ドーム、伝説の9月20日のホークス戦、もう1個は9月24日、プレーオフ出場を決めたブルーウェーブ戦でした。ファイターズが勝ってくれたことの嬉しさが倍増したのと同時に、その2試合を思い返していました。 次は、5戦全勝のイーグルスに立ち向かうべく、仙台へ乗り込みます。このところのイーグルスの試合を見ていると、粘り強さを感じます。ファイターズも好調ですが、当時のイーグルスと思ってかからないよう、気を引き締めたうえで3タテを狙って欲しいところです。札幌をしばらく離れるのは寂しいですが、7月15日まで待っています。 対ライオンズ12回戦 8勝4敗 @札幌ドーム 観衆:13,027人 時間:3時間28分 L 000 000 000∥0∥5安打 F 020 002 00×∥4∥4安打 L:【敗】河原(2勝5敗)-三井 F:トーマス-【勝】立石(3勝1敗)-吉崎-建山-横山 本塁打:Fセギノール13号(2ラン・河原) <Today's surfin bird> ![]() ネット裏でスピードガン(小型カメラ?)を構えています。 コンセプトは今ひとつ分かりませんでしたが、007(偵察隊)でしょうか? ![]() 隣の球場カメラマンに踊りを強要。踊った後は恥ずかしそう(笑) <Today's HERO> ![]() Good job! 4回を完璧に押さえ、ライオンズへの流れを止めた立石投手。 ![]() 15日間、札幌を留守にします。選手全員でサインボールの投げ込み。
本音を言うと、勝ったら毎回やって欲しいんですけどね・・・。 ▲
by ats-n
| 2005-06-29 23:40
| Fighters(試合評)
昨日はダルビッシュ投手と松坂投手の対決とあって、観客は3万人を超えましたが、今日はいつもの平日ナイターながら、1万2千人台にとどまってしまい、ちょっと寂しいスタンドとなりましたが、ファイターズはダルビッシュだけじゃない、とばかりに打ちまくりました。
18安打のうち、猛打賞が4人(田中幸雄選手、小谷野選手、森本選手、木元選手)いました。木元選手を除く3選手は、今日のライオンズの先発が左腕の帆足投手であったことから起用されたもので、右投手のときもスタメンを虎視眈々と狙っているという姿勢を結果で表しました。また、2安打を打ち、同点となる2点タイムリー2ベースに、1点を失った直後に出たタイムリー3ベースを記録した奈良原選手も同様です。それだけに、クリーンアップ陣にマルチ安打が出ず、4番セギノール選手に至ってはノーヒットとなってしまったのは寂しい気がしましたが、小笠原選手は勝ち越しとなるタイムリーがあり、新庄選手は6回に2点タイムリーを打ち、派手なガッツポーズで応えていました。 気付いてみれば、3回から毎回得点でした。先発の帆足投手は、2回までは真っ直ぐの伸びを欠き、調子は良さそうに見えなかったものの、打ちあぐねているうちに、3回の投球練習からは良い球が行っており、さらに3点のリードも奪われていたので、厳しい試合になりそうな予感がしていましたが、先頭の田中幸雄選手が甘いパームボールをフェンス直撃の2ベースとすると、ここから6安打、守備のミスも重なり、一巡したところでノックアウトとなりました。2番手の宮越投手からは奈良原選手、田中幸雄選手のタイムリー3ベースで1点ずつ、3番手の田崎投手からは毎回1本ずつ、計3本のホームランを浴びせて8点を取りました。 一方、ファイターズの投手陣はと言いますと、先発の金村投手は2アウトを取ってから苦しみ、1回にカブレラ選手の2ランホームラン、2回に「おかわり君」中村選手のホームランで3点を失い、険悪な雰囲気が漂ってしまいます。見た感じでは、ストレートはシュート回転し、変化球は切れすぎていたように見えました。ひじを痛めた影響で、ひじの負担を軽くしたフォームの試行段階なのでしょうが、もう少し調整が必要かも知れません。 8回に登板した2番手の橋本投手にも、2アウトからのピンチ作りが伝染して2個のフォアボールを与えますが(無失点)、9回を昇格したばかりの立石投手が3人で締め、最後はきっちりと終わりました。 さて、明日はトーマス投手が先発します。先発で結果は出ませんでしたが、中継ぎで片鱗は見せつつあります。右の強打者が多いのでやや難しい点はありますが、新外国人左腕投手の獲得が発表されたことですし、奮起してローテーションを勝ち取るくらいの気持ちで投げて欲しいですね。 対ライオンズ11回戦 7勝4敗 @札幌ドーム 観衆:12,888人 時間:3時間35分 L 210 100 100∥5∥11安打 F 005 113 32×∥15∥18安打 L:【敗】帆足(7勝5敗)-宮越-田崎 F:【勝】金村(8勝5敗)-橋本-立石 本塁打:Lカブレラ18号(2ラン・金村)、L中村17号(ソロ・金村) F實松2号(ソロ・田崎)、F森本6号(2ラン・田崎)、F木元14号(2ラン・田崎) ![]() ダルビッシュ投手、シートノックの補助役デビュー。 ちなみに、ここ最近は鎌倉投手が務めていました。 ![]() <Today's surfin bird> ![]() 解説者に転身?テレビの実況席に乱入しました。 カジュアルなスーツ姿もイケてますね(笑) <Today's HERO> ![]() 共にスリーベースを放ち、今日のヒットは全て長打だった田中幸雄選手(左)と奈良原選手(右)。
札幌ドームでのヒーローインタビューはどちらも初めてだそうで、2回目も期待しています! ▲
by ats-n
| 2005-06-28 23:22
| Fighters(試合評)
ダルビッシュ投手が衝撃のデビューを果たした6月15日が24375人に対し、今日は6000人近く増え、3万人を超えました。自由席はもちろん、内野指定席もかなり埋まっていましたので、余裕があったのはアッパーシートくらいです。私はアッパーシートを好んでいますが、選手との距離が遠すぎるせいもあるのでしょうね。
さて、今日のダルビッシュ投手は、球離れが悪く、コントロールに苦しみました。特に序盤は真っ直ぐでストライクが取れず、1回と5回にフォアボール絡みで1点ずつを失いますが、ランナーを背負っても低目を意識したことで、内野ゴロの山を築きました。中には野手のファインプレーで盛り上げたものもあり、さらにはダブルプレーも3つ、非常に大きな場面で取りました。ストライクを取れなかった真っ直ぐも、中盤に入ってから外角いっぱいに決まるようになったことも大きかったでしょう。本当に、「並大抵」とか「強心臓」とか、そういった言葉で表現できない投手だと思えました。 一方の松坂投手は、昨年札幌ドームで勝つことができなかったこともあったでしょうが、何より意地を感じました。とにかく打てる気がしないほど真っ直ぐの伸びが凄く(最速151km/h)、スライダー、カットボール、チェンジアップの切れは最高でした。ところが2回裏、木元選手のヒットの後、2死一塁から高橋信二選手が右越えのツーベースを放ち、内野へ送球しようとした右翼手の悪送球に加え、三塁へ走っていた高橋選手を刺そうと、三塁へ送球しようとした一塁手フェルナンデス選手の悪送球が加わり、その間に高橋選手がホームインして2点を取って逆転するという、1つのプレーに2個のエラーが重なるライオンズの守備陣が、松坂投手の足を引っ張りました。 チャンスらしいチャンスは、その後は2度しかありませんでした。5回に犠打を絡めて2死二塁を作りましたが、坪井選手が打ち取られてしまいました。しかし7回、木元選手が2本目のヒットを打ち、2死から高橋信二選手に初球デッドボール、代打田中幸雄選手が渋すぎるヒットを打ち、2死満塁としたところで、今日は7の付く日ですのである意味主役の坪井選手がフォアボールを選んで勝ち越し、さらに小田選手もデッドボールで押し出しとなり、2点のリードを奪ったのです。 ダルビッシュ投手は、8回も投げようと準備をしていましたが、1点を勝ち越した時点でベンチに下がり、「あとは任せてくれ」とばかりに、8回をMICHEAL投手、9回を横山投手が締め、初登板に続いての2勝目となりました。不満だったかも知れませんが、チームが勝つことが何より大事なことですので、そこは抑えて欲しいところです。 リリーフ陣には絶対打たせないという気迫を感じましたし、それをダルビッシュ投手が良い意味で引き出したような気がします。前回、翌日に登板してお立ち台に上がった入来投手が刺激を受けたというコメントを残したように、チームメイトの気持ちを奮い立たせる存在になっているように思えます。ぜひ、1軍2軍問わず、追いつけ追い越せの気持ちで乗っていって欲しいですし、今日の1勝が与えた影響は、たいへん大きかったでしょう。 今日の勝利で、ホークスに3タテを喰らった分の連敗を止めることができました。しかし、打って勝ったというよりは、ミスや拙攻に助けられた感もありますので、明日はエース金村投手がこの流れに乗ってきっちり抑え、打線が帆足投手を打ち崩す試合を期待したいですね。 対ライオンズ10回戦 6勝4敗 @札幌ドーム 観衆:30,986人 時間:3時間2分 L 100 010 000∥2∥5安打 F 020 000 20×∥4∥5安打 L:【敗】松坂(5勝9敗) F:【勝】ダルビッシュ(2勝0敗)-(H)MICHEAL-【S】横山(1勝1敗11S) ![]() 何となくですが、最上段からグラウンドを撮影してみました。 風船を目として見ると、ちょっとB・Bくんに見えないことも・・・(笑) ![]() 7の付く日は坪井デー。B・Bくんが投げる77個のボールを捕るとプレゼントが当たります。 今回は、坪井選手も特別にスタンドへ投げ込んでいました。 <Today's surfin bird> ![]() センターバックスクリーンに忍び込んで踊っていると、つまみ出されてしまいました。 みなさん、入ったら試合が中断しますので、マネしないでくださいね。 ![]() バックスクリーンにB・Bくんがいるのが分かりますか? <Today's HREO> ![]() インタビューの受け答えは、「大物」を通り越しています。
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by ats-n
| 2005-06-27 23:09
| Fighters(試合評)
打線は、SHINJO選手のソロホームラン1点に抑えられてしまいました。よく考えてみると、1点しか取れなかったのは11連敗中の6月8日、8連敗のとき以来ですので、内容を見ずにスコアだけを見ればひと休み、と言いたいところですが、先発の鎌倉投手が6回までを2失点、しかも無四球に抑えていたのですから、こういうときこそ打線の援護が欲しかったのですが・・・。
ホークスの投手陣が、ファイターズの打撃陣に仕事をさせないようきっちり抑えた結果が、この3連敗につながったような気がします。ここまでの2戦、ファイターズの得点にはホークスのミスが絡んでいました。しかし今日は4番セギノール選手が少なかった中の2度のチャンスで抑えられ、得点できなかったのが痛いところです。そのうえ、この3連戦で内野守備シフトが面白いようにはまってしまったのも、要因の1つでしょう。 7回表、無死一塁から田中賢介選手の打ったセンター返しの打球が、ホークス田之上投手のグラブに納まり、一塁走者も刺されたことで、一気にホークスに流れが傾いたようで、鎌倉投手は城島選手、ズレータ選手にホームランを浴びて降板しました。しかし、ホークスを相手に6回までを2失点、無四球というだけでも満足です。次回登板を楽しみにしています。 あまりにも悔しいですが、ホークスがすべての面で上回っており、それを認めざるを得ない3連戦でした。明日から札幌に戻り、ライオンズとの3連戦に臨みますが、地元で連敗を止めて、再び連勝といって欲しい所です。明日は、札幌ドームにて応援の予定です。 対ホークス8回戦 1勝7敗 @ヤフードーム 観衆:33,638人 時間:2時間44分 F 000 100 000∥1∥6安打 H 001 100 21×∥5∥10安打 F:【敗】鎌倉(4勝4敗)-吉崎-橋本 H:【勝】田之上(2勝1敗)-吉武-三瀬 本塁打:F新庄16号『セーフティが決まらんで、よかったば~い打法っち!!』 H松中25号(ソロ・鎌倉)、H城島18号(ソロ・鎌倉) Hズレータ23号(ソロ・鎌倉) ▲
by ats-n
| 2005-06-26 16:28
| Fighters(試合評)
結果としては延長11回サヨナラ負けでしたが、ある場面からは、負けたとしても救われるような気持ちになりました。その場面は、8回裏です。2イニング目に入った建山投手が2死1塁から大村選手に打たれて同点に追いつかれ、横山投手が登板したものの、川崎選手にフォアボール、バティスタ選手にデッドボールを与え、2死満塁で4番松中選手と勝負せざるを得なかった、というところです。
1球目、ストライクを取ったとき、横山投手の目は気合いに満ちていました。この顔を見たとき、フォアボールの予感はありませんでしたし、打たれても仕方がない、とまでに心の中では腹をくくっていたのですが、よく抑えてくれました。最終的にトーマス投手が打たれたものの、コントロールは悪いながら素晴らしいボールが多かったですし、期待して良いと思います。 特に、ホークスの強さを見せ付けられた試合でした。延長に入った時点で、勝ちの可能性を大きく下げるほど、打者のプレッシャーの強さ、ブルペンの層の厚さがありましたし、9~10回を投げた吉武投手が素晴らしかったです。1回に川崎選手のヒザにデッドボールを当ててしまい、今日はその後もフル出場しましたが、大事に至らないことを願うばかりです。 それにしても、今日ほど采配に首を傾げたくなる回数が多かった試合はありませんでした。それでこの結果ですから、よく頑張ったと思いますけれど・・・。最も大きいと思ったのは、7回表の攻撃で、先頭の古城選手の代打に奈良原選手を送ったことです。ショートを守れる選手がこの2人しかおらず、さらに小谷野選手や田中幸雄選手などの右バッターを経由することを考えられなかったのか、ショートの経験のある、最近昇格した田中賢介選手を信頼することはできなかったのか、という点です。延長11回表、2死ニ・三塁でまわって来た奈良原選手を替えることもなく、田中賢介選手、小谷野選手を最後まで残したまま、その裏の代打・井手選手が決めたことが、余計に悔しく思います。総力戦とは言われますが、総力を出したとは言い難い内容に、本当は箇条書きにでもしたい程ずらずら書きたい気分ですが、止めておきます。 差として感じたのは、打者のプレッシャーです。しっかり粘ってくるホークスに対し、ファイターズは簡単に抑えられるシーンが目立ちました。集中打へ向けてのエネルギー充填、では理由になりません。何とか明日、鎌倉投手を楽にする打撃陣の奮起が欲しいです。 対ホークス7回戦 1勝6敗 @ヤフードーム 観衆:33,204人 時間:4時間47分 F 010 004 000 00 ∥5∥9安打 H 010 030 010 01×∥6∥11安打 F:江尻-矢野-吉崎-建山-横山-【敗】トーマス(0勝3敗) H:星野-神内-佐藤-フェリシアーノ-吉武-【勝】馬原(4勝4敗5S) 本塁打:F新庄15号(3ラン・神内) ▲
by ats-n
| 2005-06-25 23:13
| Fighters(試合評)
今日は、ジャイアンツ戦中継を差し替えての放送がありましたが、前回に引き続いての敗戦となりました。内容も、前回同様自滅でした。
入来投手は、前回と同じく先頭打者をフォアボールで歩かせ、すぐ併殺で切り抜けて事なきを得ましたが、2点のリードをもらっている中、3回、4回に1個ずつのフォアボールを出し、ファイターズの攻撃が抑えられていた状態でしたので、自然と流れがホークスに向いていました。 迎えた5回、1死から8番宮地選手にヒットを打たれ、9番稲嶺選手にフォアボールを与えてしまい、更に暴投もあってこれが同点に結びつきました。余りにも悪い流れを引きずったまま、6回に松中選手の2ランホームラン、その後継投しながらも無死満塁のピンチを招きます。 普通ならここで大量失点のケースでしたが、なんとか1点で凌いだことで、7回表に1点、8回表に小笠原選手が三瀬投手からソロホームランを打ち、1点差に迫りましたが、9回を馬原投手に完全に抑えられ、7連勝はなりませんでした。馬原投手が素晴らしかったと言うのもありますが、これだけ無用なフォアボールが出ると、勝てないでしょうね。残念な負け方です。 やや逃げに回ってしまいながら、試合は僅差になりました。まだ、6連勝の流れは止まっていないように思いますし、連敗をしないことが肝心です。明日の江尻投手が信頼を取り戻せるよう、頑張って欲しいですね。27日、自らの手でプレゼントするはずのアブラガニ贈呈式に姿を現さない、という事態になりませんように・・・。 対ホークス6回戦 1勝5敗 @ヤフードーム 観衆:31,615人 時間:3時間30分 F 110 000 110∥4∥7安打 H 000 023 00×∥5∥9安打 F:【敗】入来(3勝3敗)-矢野-吉崎-建山-トーマス H:【勝】和田(8勝4敗)-三瀬-吉武-【S】馬原(3勝4敗5S) 本塁打:F田中幸2号(ソロ・和田)、H松中24号(2ラン・入来) F小笠原20号(ソロ・三瀬) ▲
by ats-n
| 2005-06-24 22:04
| Fighters(試合評)
6月23日、スワローズとの試合の第2打席で、川島投手からレフト前ヒットを放ち、達成しました。心からお祝い申し上げます。
2000本まであと7本と迫った交流戦最終節、ファイターズとの3連戦に臨みました。山本監督は、交流戦を終えてリーグ戦が再開されると、地元広島での試合となることから、札幌での3連戦にスタメン出場を確約した、という記事がありました。 そして迎えた第1戦(6月14日)、第1打席で鎌倉投手からチーム初ヒットとなるセカンドへの内野安打m続く第2戦は第4打席9回表、新井選手がホームランを打った直後にホームランを打ち、完投ペースのダルビッシュ投手を降板させました。第3戦では、第2打席に入来投手からファーストへの内野安打(これもチーム初安打)を打ち、結局3試合で1本ずつのヒットを重ねる結果となりました。見事に期待に応える形になりましたが、チームは勝てませんでした。 あと4本に迫ると、スワローズ3連戦の初戦はノーヒットに終わってしまいましたが、昨日の第2戦は3安打を放ち、いよいよあと1本という状況で迎えた今日、歓喜の瞬間は訪れました。 その瞬間、昨年イチロー選手がシーズン最多安打を更新したとき以上に盛大な祝福が送られ、今シーズン初めに2000本安打を達成している、相手のスワローズ古田選手が、花束を渡すという感動的なシーンが見られました。 広島では、特別番組が組まれることになったようで、試合後もヒーローインタビュー代わりにセレモニーが行われ、まるで今日のヒットで現役を引退するかのような、そんな感じに見えました。「感動をありがとう」とか、そういうのを見ると余計に思ってしまいます。 カープは、野村選手が3年目、2度目の盗塁王のタイトルを取った1991年以来、優勝から遠ざかっています。ここ数年はBクラスに低迷しており、今シーズンも苦しい戦いが続いていますが、まるで優勝したような盛り上がり方が、実際に優勝したときの喜びは今日を遥かに上回るのだろう、と思いながらテレビを見ていました。 さて、現在のところ、2000本安打に最も近いのは、ファイターズの田中幸雄選手です。あと58本に迫っていますが、スタメンの機会がそれほど多くはなく、今シーズン中の達成は微妙と思われていますが、何とか達成して欲しいですね。そして、もし札幌ドームで達成したとき、どんな盛り上がりを見せるのでしょうか、楽しみです。 ▲
by ats-n
| 2005-06-23 22:22
| 野球
8回までの時点で、ここに何を書こうかという内容は頭の中にまとまっていたんですが、9回表、6対5と緊迫した場面で飛び出した田中幸雄選手の代打3ランホームランで、ほとんどがすっ飛んでしまいました(笑)。ヒーローインタビューで、ビジター応援に来ていたB・Bくんとのカラミがなかったのはちょっと残念でしたが、2000本達成の際には、何かやって欲しいですね。
さて、今日のマリーンズの先発は、1軍マウンド初となるルーキー・手嶌投手でした。抑えられるようだと、今年のペナントの9割は終わってしまうのではという危惧を持って見ていましたが、いきなり二者連続の三球三振で、これはやばいと思っていたところに、小笠原選手のホームランが出て、その後も得点を重ね、3回4失点でマウンドから降ろす結果となりました。手嶌投手には申し訳ないですが、まずは一安心と言ったところでしょうか。風貌はルーキーらしからぬものを感じましたが、緊張気味だったのが悪い結果を生んだようで、次回のピッチングでどうなるのかでしょう。 投手と言えば、4回途中から正田投手をリリーフした矢野投手の好投が大きかったです。勝ち投手の権利はMICHEAL投手に行ってしまい、ルーキーイヤー以来の勝ち星とはなりませんでしたが、好投を続けていれば、そのうち今シーズン中には付いてくれるでしょう。 最高の形で、マリーンズとの2連戦を終えました。次は、福岡へ乗り込み、熾烈な首位争いを続けるホークスとの3連戦です。3連勝して、合わせて9連勝とすれば文句はないでしょうが、それほど甘くはないでしょうから、連勝が止まった次の試合がカギになりそうです。せめて、2戦目までは取りたいところですね。 対マリーンズ7回戦 3勝4敗 @千葉マリン 観衆:13,042人 時間:3時間55分 F 112 101 003∥9∥13安打 M 201 000 200∥5∥11安打 F:正田-矢野-トーマス-橋本-【勝】MICHEAL(3勝0敗1S)-横山 M:【敗】手嶌(0勝1敗)-川井-藤田-薮田 本塁打:F小笠原19号(ソロ・手嶌)、F田中幸1号(3ラン・薮田) おまけ 今日のトリビア 今日の試合で主審を務めた丹波氏は、英語が堪能なのだそうです。ヒルマン監督が抗議に行ったシーンがありましたが、通訳の必要がないらしく、共に外国人監督のマリーンズ戦では大変重宝しそうですね。札幌ドームの試合でも結構裁いておられますが、他にも英語が堪能な審判の方はいらっしゃるのかどうか・・・。 ▲
by ats-n
| 2005-06-22 22:48
| Fighters(試合評)
スタメン抜擢の小谷野選手が、まさにラッキーボーイと呼べる活躍をしました。打っては第1打席の先制ソロホームラン、第3打席は無死のランナーを併殺とした直後、2死ランナー無しから2ベースを打ち、直後の奈良原選手のヒットが出て、嫌な流れになりそうな場面での貴重な追加点の起点になりました。
マリーンズの攻撃でも、ファイターズにとってはラッキーな打球がいくつもあり、ランナーを一塁に置いてのファーストライナーと走塁死が2個、いい当たりが金村投手のグラブに納まったのが2回裏にありました。 金村投手は登録抹消後最初の登板となりましたが、見ていて投球はかなり悪い様子でした。しかし、チームに迷惑をかけたとの気持ちが、ボールはもちろん、相手バッターにも乗り移ったのかも知れません。 連敗中は、それぞれの選手個人が何とかしよう、という気持ちが先走っていたような感がありますが、今のチームは、チームが一丸となって、相手に立ち向かっていく姿勢が見られます。今日の勝利で11連敗後の5連勝となり、リーグ戦再開のゲームも良い形で取りました。 明日のマリーンズは、ルーキーの手嶌投手が予告されており、先日ヒジの違和感で登録抹消となった渡辺俊介投手の代役ということになるのでしょうが、乗っているチームの条件の1つに、主力選手の離脱の際、必ずと言って良いほど代役の選手が活躍するというものがあります。 マリーンズを捉えるには厳しいゲーム差ですが、もう少しペナントレースを面白くするためにも、明日は手嶌投手を打ち込みたいところです。そして、今日のラッキーボーイ、小谷野選手が明日もスタメンに名を連ねるのか、楽しみです。 対マリーンズ6回戦 2勝4敗 @千葉マリン 観衆:15、632人 時間:3時間16分 F 001 100 100∥3∥10安打 M 000 010 000∥1∥10安打 F:【勝】金村(7勝5敗)-(H)MICHEAL-【S】横山(1勝1敗10S) M:【敗】セラフィニ(4勝2敗)-山崎 本塁打:F小谷野2号(ソロ・セラフィニ) ▲
by ats-n
| 2005-06-21 22:51
| Fighters(試合評)
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